経営研修委員会 石川副委員長
私たち経営研修委員会では、2年間、各メンバーの事業の発展のため。「ブランディング」について、学んできました。 その学びの最後、締めくくりの例会として、地元、蕨市での
ブランディングの成功例として、蕨商工会議所会頭・牛窪啓詩氏の会社、愛工舎にて牛窪啓詩社長を講師として、愛工舎を事例に、お話を聴いて学び、2年間の集大成とすることにしました。
愛工舎は、昭和13年創業の食品機械の製造を中心に、様々な事業を全国・海外に展開している会社であることは、皆さんご存知のところです。機械メーカーではありますが、町工場のような
美的感覚を考慮していない社屋・工場の会社でなく。とてもきれいな上、デザイン性にも優れた社屋・工場を見せていただきました。
このようなところに、取引先・エンドユーザーのみならず、そこで働く社員の方々への、物心両面での
配慮が見て取れます。
ブランディングの成功による効果として、商品が売れることにとどまらず、社会的な評価の向上をもって、その店や会社で働きたいと思う、やる気と能力の高い人が集まってくるだろうし、そこにいる店員や社員の店や会社への信頼や意欲を高めることもあると思います。
ただ、そのような素晴らしい社屋も工場も、そして商品もサービスも、牛窪社長の考え方や知識等によって作られてきたものでしょう。それら牛窪社長の内面は、不断に学び続けたこれまでが作ってものなのでしょう。牛窪社長の若いころから今日までの様々な話を聴けたことは、大きな学びになりました。
私たちは、2年間学んできたブランディングについての、一つの成功例として、愛工舎を取り上げました。
私たちも、愛工舎のように事業を成功させ、地域社会へ貢献できれば。商工会議所青年部綱領を
ほんの少し体現できたと、思えるのでしょう。